■質問1: クレーン屋さんのお仕事の面白みは?
「毎日違う現場で、違う物を吊るので、飽き性の僕でも飽きる事が無いですね。建設現場だけでなく、道路で事故車を吊ったり、動物を吊ったこともありました。近所の牧場で牛が柵を乗り越えて池にはまったといって連絡があったので行ったんですけどね、牛が空中で大暴れして、あの時は怖かったですよ(笑)。」
■質問2:操作もとても難しいと思いますが、一番難しい点は?
「今回の棟上のような仕事では、指示を出す大工の棟梁とうまく連携を取れるかというところが難しいと思います。朝、現場に来て少し挨拶を交わしたときにその人の話し方、口調などから、「早くどんどん運んでほしいタイプ」の人なのか、「ゆっくりでいいから確実に運んでほしいタイプ」なのか、などを見ます。100%当るわけではありませんが、経験でだいたい分かるようになります。クレーン屋さんの上手い・下手は手元の人(クレーンの先で荷物を積んだり降ろしたりする人)と相性が合うかどうか、なんです。だから常に手元にいる人の気持ちになることが大切です。クレーンを運転している方は、機械で吊り上げているので重いものを上げているという感覚が無くなってしまいますが、いかに手元が怖いかを忘れずにいれば、良い運転が出来るようになります。だから新人のころにはクレーンの操作の前に手元を経験させるんです。」 
■質問3:ちなみにUFOキャッチャーは得意ですか?
桑原さん・・・「それなぁ、めっちゃヘタクソやねん。」
二穴さん・・・「僕やったこと無いんです。」
(取材者;あらら・・意外と関係ないんですね。二穴さんは是非やってみてください。)
■おまけ■
今回取材させて頂きました私、ひよっこ編集長も、クレーン体験をさせていただきました。巨大な機械でピッタリの位置に、揺れを少なく重たい物を運ぶためには、両手両足(しかも片方の手で2つのハンドルを一気に操作)をフル活動!もちろん頭もフル活動です。機械の性能の良さ以上に、それを操作する人の技術の高さを身を持って感じました。(ちなみにひよっこ編集長の操作では手元の大工さんが大怪我をしてしまうレベルだそうです)
桑原社長曰く『資格一年、経験5年』(資格は素人でも一年あれば取れるが、5年は続けなければ経験にならない)だそうです。現在弟子入り3年目の二穴さん、がんばって下さいね!
桑原社長、二穴さん、お忙しいところ取材にご協力頂きありがとうございました。これからも輝けるクレーン作業を見せてください。
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